胃がおかしい・⑵みぞおちがつかえる
2016/06/27
みぞおちがつかえる、またはみずおちがつかえる、とも言うようでね。
場所は胸の真ん中を下がって、胸骨のなくなったあたりのくぼみのところです。
「つかえる」とはどのような状態でしょうか?何かが引っかかってそこにある感じのようです。
そのような症状が出る場合の原因としては、胃や食道あたりの炎症が考えらえます。
また、胃の噴門部(上の食道につながっている部分)が狭くなったり、腫瘍ができているとみぞおちがつかえるようになります。そのため、胃痛や胸焼けを伴うこともあるのです。
みぞおちがつかえる時に、チャポンチャポンと胃の中で水の音がする場合があり、これは漢方でいう、胃内停水(水毒)が関係していると考えられています。また、気鬱の時もみぞおちのつかえが現れる場合もあります。
漢方医学では、みぞおちがつかえる自覚症状のことを「心下痞・しんかひ」といいます。「痞」はつかえるという意味で、そこを押した時に抵抗感や硬い場合は「心下痞鞕・しんかひこう」の他覚的症状として診断されます。
このような症状を鍼灸では気と水の変動と捉えて施術します。
お腹に滞る冷えや熱、気の流れを調節し、また胃内停水を解消させるように胃の働きを助ける施術をします。
代表的な漢方薬
半夏瀉心湯・生姜瀉心湯
梅原淳哉鍼灸室
住所
〒451-0031
愛知県名古屋市西区城西2丁目18-11
アクセス
地下鉄鶴舞線・浅間町駅から徒歩10分
TEL 052-532-1239
治療時間
午前9:00 ~ 12:00
午後15:30 ~ 19:30
休診日 日曜、祝日、火曜日午後
当院Facebookはこちら
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