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手 足が つる⑴

手 足が つる⑴

2016/06/18

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今回は足や手がつるという話。

ふくらはぎが多いですね。よく言われる「こむらがえり」というものです。

この「こむら」とは腓と書きます。ふくらはぎのことです。

 

他に、手足の指先や向こうスネ、足の裏など、運動中や睡眠時に起こります。

原因として、運動中、運動後の筋肉疲労があります。

大量に汗をかいたり、また下痢や高熱など、脱水と電解質不足から起こると言われています。

 

あと、精神的なストレスがあるときもこの症状が出ることがあります。

猛勉強をして夜更かししたり、ずっと考え事をしていて心身ともに緊張しているときなど、やはり心や筋肉も緊張したままになるため、足がつりやすくなります。

また、妊娠中の人も手足がつりやすくなりますが、その原因は母体から胎児へ栄養を取られるためだと考えられます。

 

その他、特定の病気、肝臓や腎臓の疾患、糖尿病などはよく手足の引きつりを起こします。

 

漢方では血や津液の不足や滞りと考えられています。

「四肢拘急、ししこうきゅう」といい、手足が引きつれ、痙攣し曲げ伸ばしが困難な状態を 指します。

鍼灸治療では、体質改善を目標にしながら、血の巡りをよくし、体が温まり、筋肉が伸びやかに潤いが出てくる施術をします。

また漢方薬では芍薬甘草湯は有名な処方の一つです。

 

手足がつる ⑵

 

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