有限会社梅原
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体がだるい⑵

体がだるい⑵

2016/06/04

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だるさや疲れやすさは、体力がない虚証

の人に多くみられます。筋力があまりなく、

激しい運動や労働をしなくても疲れやすい

ことを漢方では「虚労(きょろう)」 といいます。

 

虚労は生命エネルギーである気の不足や、

血(けつ)( 血液だけで立く栄養分も含む)の不足で

起こる症状です。この気や血 を不足させな

いためには、食べ物を消化している脾の働

きが正常でなければなりません。

 

そのため、消化器系の働きが弱る脾虚の場合には、

虚労が起こりやすくなるのです。

そのほか、加齢によって気や血が不足しでも、

虚労を起こしやすくなります。

 

また、体の中に湿(しつ)がたまってもだるさを

感じます。体が重だるい、手足がだるい、

頭が重い、食欲不振、口が粘るなどの症状

は湿によって起こるものです。

 

このような状態を漢方用語では「水毒」といいます。

水分代謝 が悪く、水毒を起こしやすいタイプは、

梅雨の時期など外界の湿度が高まる時期

に、よくだるさを訴えます。

 

のどが渇き、水をよく飲む人は、夕方に

なると足がむくんで、体がだるくなってき

ます。

 

夏ばてなどでも同様の症状を起こす

ことが多く、このような場合、鍼灸では

熱や冷えの滞りを処理したり、胃腸が温まり働き

を良くさせることで疲労回復、水分代謝等の症状

を改善させます。

 

また漢方薬では白虎加人参湯や清暑益気湯、

六君子湯や補中益氣湯を状態に合わせて用います。

(参照:漢方LIFE)

 

体がだるい⑶

 

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